委 員 後 閑 賢 二 君
議 長 石 川 徹 君 副 議 長 田 角 悦 恭 君
────────────────────────────────────────────
欠席委員(なし)
────────────────────────────────────────────
説明のため出席した者
市長 富 岡 賢 治 君 副市長 木 村 正 志 君
副市長 松 本 泰 夫 君
総務部長 兵 藤 公 保 君
防災安全課長 曽 根 光 広 君
財務部長 北 島 晃 君
財政課長 山 田 史 仁 君
管財課長 水 野 勝 祐 君
福祉部長 鈴 木 潔 君
社会福祉課長 清 水 琢 磨 君
保健医療部長 歌 代 典 彦 君
保健医療総務課長吉 井 仁 君
保健予防課長 砂 盃 美 樹 枝 君
農政部長 野 口 浩 康 君
農林課長 真 下 信 芳 君
田園整備課長 星 野 真 澄 君
建設部長 宮 石 修 君
管理課長 佐 藤 善 信 君
土木課長 松 本 伸 君
道路維持課長 田 中 光 夫 君
都市整備部長 山 口 聡 君
都市計画課長 植 原 隆 君
公園緑地課長 内 田 昌 孝 君
教育部学校教育担当部長
速 水 裕 行 君
学校教育課長 真 下 雅 徳 君
上下水道事業管理者(兼)
下水道局長
石 綿 和 夫 君
水道局長 森 田 亨 君
工務課長 網 野 良 彦 君
浄水課長 落 合 洋 之 君
維持管理課長 井 艸 弓 月 君
施設課長 町 田 一 幸 君
────────────────────────────────────────────
事務局職員出席者
事務局長 田 口 幸 夫
庶務課長 田 中 謙 一
議事課長 大 河 原 博 幸
議事課議事担当係長
村 上 正 和
議事課主任主事 塚 本 秀 幸
────────────────────────────────────────────
△開会
午前 9時59分開会
○
委員長(
木村純章君)
全員おそろいですので、ただいまから防災・
危機管理対策特別委員会を開会いたします。
────────────────────────────────────────────
△諸般の報告
○
委員長(
木村純章君) この際、諸般の報告を申し上げます。
傍聴はあらかじめ許可してあります。
以上で諸般の報告を終わります。
────────────────────────────────────────────
△
報告事項 ・平成28年1月17日からの降雪に伴う対応について
・
避難勧告等の判断・
伝達マニュアルについて
○
委員長(
木村純章君) それでは
報告事項に入ります。
最初に、平成28年1月17日からの降雪に伴う対応について説明をお願いします。
◎
防災安全課長(
曽根光広君) まず、本件につきましては先日資料を事前に配付させていただいたところでございますが、その後の1月29日から30日にかけまして再び降雪があり、
除雪等の対応をいたしましたので、本日追加で資料を配付させていただきました。
追加資料につきましてもあわせて説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
まず、事前に配付させていただいた資料から説明させていただきますので、1月17日からの降雪に伴う対応についてという資料を
ごらんください。1月17日からの降雪にかかわる
気象状況につきましては、1に記載のとおりでございまして、南岸低気圧の通過に伴い、17日午後6時30分に
大雪警報が発表になり、日付が変わるころから降り始めた雪が18日月曜日の昼過ぎまで降り続いたということでございます。また、20日の水曜日は強い冬型の
気圧配置により
山間部では明け方から雪となり、平地でも出勤時間と重なる午前8時ごろには本降りの雪となり、断続的に降り続きました。(3)にありますように、
降雪量は実測として
中央消防署前で6センチメートル、
倉渕分署前で36センチメートルを観測しております。
次に、2の
被害状況でございますが、
除雪作業等による転倒で59名の方が負傷し、救急搬送されております。また、住家への被害の報告はございませんでしたが、
ビニールハウスの倒壊も発生しております。
次に、3の
交通状況でございますが、
ごらんのとおり、18日は各
交通機関で
運休等が発生したものの、翌日にはおおむね
平常どおりとなっております。裏面を
ごらんください。一番上にございますように、ぐるりん等の
バス路線につきましては、
山間部を中心に一部路線では除雪後も凍結の
影響等により
迂回運行や運休が続いたところもございます。
続きまして、4の
除雪状況でございます。
山間部を含め、
市内幹線道路から
除雪作業に入りまして、
災害拠点病院への
進入道路や
中心市街地の街路、
地下道、高崎駅
東西ペデストリアンデッキ、ロータリー、
歩道橋、
小・中学校通学路等の除雪を実施しております。
5の
組織体制の(2)にありますように、
土建業組合さん、あるいは
緑化組合さんの協力をいただきながら、市の職員も18日には800名、19日は100名、20日には400名、その後、最終的には
個人宅の
除雪等も継続して行われまして、延べで申し上げますと1,600名以上の職員が
除雪等に動いたということになっております。(3)にありますように、本庁、各支所を挙げて
駅周辺や
市街地、
小・中学校通学路、
歩道橋等を
小型除雪機と
スコップにより
除雪作業を行いました。2年前の大雪の教訓をもとに
動員体制を組んでおりましたので、スムーズな対応ができ、また大雪後に購入した
小型除雪機も有効に機能したと考えております。
次に、6の大雪に対する支援といたしましては、同じく市の職員による
雪かき支援隊を編成いたしまして、家から出られない、あるいは除雪ができないといった
高齢者や障害を持たれた方のお宅に伺い、
除雪作業を行いました。資料では26日までの実績が記載してありますが、その後も29日まで作業が続きまして、最終的には本庁41件、支所57件、計98件の
除雪支援を実施いたしました。
最後に、7のその他の関係でございますが、
教育関係では
ごらんのとおり、18日の月曜日に
高崎市立の学校でとった
遅延等の措置があります。福祉、
医療関係では
高齢者あんしんセンターによる、気にかかる
在宅高齢者への電話または訪問での
安否確認を964件行い、
配食業者からの
緊急通報により
高齢者あんしんセンターが
緊急搬送の手配をし、救助につながったといった事案もございました。また、市内の
高齢者や
障害者の
入所施設等の
状況確認を行うとともに、
医療機関についても
状況確認を行いました。以上が、1月17日からの除雪に伴う対応でございます。
続きまして、本日配付させていただきました
追加資料を
ごらんください。
気象状況につきましては、今回も南岸低気圧の通過による影響を受けまして、多いところで
県南部平地10センチメートル、
南部山地40センチメートルの降雪が予想され、29日午後4時48分に
大雪注意報が発表になりました。夜の遅い時間に本格的な雪となりましたが、余り気温が下がらなかったため、未明にはみぞれや雨に変わり、
降雪量も
ごらんのような状況でございました。そのようなことから、
負傷者や
家屋等の被害はございませんでしたが、ぐるりんの一部区間で
迂回運行を行っております。
次に、4の
除雪状況でございます。
山間部を含む
市内幹線道路から除雪に入りまして、
地下道、橋梁、高崎駅
東西ペデストリアンデッキ、
小・中学校通学路等の除雪を実施しております。
5の
組織体制にありますように、29日からは本庁、支所をあわせて19名の職員が徹夜で警戒に当たり、30日の明け方からは198名の
職員体制で
除雪作業に当たりました。
最後に、6の大雪に対する支援といたしましては、30日の土曜日に
榛名地域のお二人の
高齢者宅に伺い、
進入路を確保するための
除雪作業を行っております。
説明は以上でございますが、今回の経験を踏まえ改めて検証を行い、市民の安全・安心を守るため、より万全な体制を整備してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。なお、本資料につきましては、本
委員会終了後、全議員の皆様に配付させていただきますので、よろしくお願いいたします。
○
委員長(
木村純章君) 説明は終わりました。
本件に対し御
質疑等がありましたらお願いします。
◆委員(
寺口優君) 今回の雪に対しましても、職員の大勢の
皆様方が御対応してくださったということで大変御苦労いただいたというふうな報告でありました。御苦労さまでした。
ビニールハウスの関係なのですけれども、10戸16棟が倒壊したというふうなことなのですけれども、この調査というのは各支所なり何なりの
調査隊みたいなのが出ての調査の結果ということになるのでしょうか。
◎
農林課長(
真下信芳君) 職員とJAさんと連携をしながら調査しているものでございます。
◆委員(
寺口優君) 今回の雪はかなり重い雪でありまして、私の行ったり来たりしているところでも幾棟かが倒壊しているのを見たわけなのですけれども、その割には16棟というのは少なかったなというふうなことで、これはほっとしているところでありますけれども、前回の大雪のときはもちろん国から
支援等もあって市も
援助体制に出たのですけれども、今回の雪に対してはそこら辺の考え方というのはいかがでしょうか。
◎
農林課長(
真下信芳君) 現段階では既存の制度の中で対応できるものは対応していきたいと考えておりまして、
農漁業災害対策特別措置条例の適用ですとか、
小口資金に係る
保証料ですとか
利子補給、その辺の体制で臨んでいきたいと思っております。
◆委員(
寺口優君)
小口資金というか
制度資金という意味ですか。
◎
農林課長(
真下信芳君)
農業者災害等緊急対応資金、いわゆる
制度資金でございます。
◆委員(
寺口優君) 同じ雪害ですので、ぜひ御対応をお願いしたいと思います。
それともう1点ですけれども、今回の雪は水分が多かったせいか、日陰の部分ではかなり長時間にわたりまして凍結をしていまして、素人でよくわからないのですけれども、そういった部分について、支線についてはかなり
雪かきがおくれたわけなのですけれど、例えば川砂をまいて
スリップ防止をするとか、そういう対策というのはとれないものか、またとられたものか、説明をいただければと思います。
◎
建設部長(
宮石修君) 委員さんのおっしゃるとおり、
細街路といいますか、山手の急な斜面、道路につきましては、
塩カルのみではなく砂もまぜて散布をするということで、
委託業者なり我々職員のほうも対応するように努めています。
◆委員(
寺口優君) 実際にそういった川砂の
供給等をされて
スリップ防止を図ったということなのでしょうか。
◎
建設部長(
宮石修君)
日陰等、数多くあるものですから、
通報等または職員の
パトロールで必要と思われるところについては実施しました。
◆委員(
寺口優君) ありがとうございました。まだこれから大雪がないことはないので、今回の雪もまた教訓にして、ぜひとも御対応いただければというふうに思います。
◆委員(
後閑賢二君) 2度にわたっての大雪ということで本当に
大変お世話になりました。それで、おととしの大雪に対しての反省からいろいろと備えをしていただいて、市道の
雪かきについては本当に早くやっていただきまして、本当によかったと思います。それと、市の職員の
皆さんが本当にまた骨折っていただいて対応していただいている中で、市民の備えとして
自主防災組織があるのですけれども、この間、31日の上毛新聞に
組織率について出ていました。そして、
自主防災組織が100%組織できているところが19市町村もあるのですね。県の平均が83%ということで出ていまして、これを見ましたら本市が56.5%なのですけれども、この辺についてどう受けとめられているのか、お考えをお願いします。
◎
防災安全課長(
曽根光広君) 本市といたしましても、
市内全域に
自主防災組織が設置されることが理想であるというふうに考えておりまして、その推進に向け取り組んでいるところでございます。具体的には、地域の
区長会で
説明会を開催させていただいたり、あるいは
単位町内会ごとの
出前講座等を実施しておりまして、
設置状況には
地域差もございますが、これまで設置されていなかった地域でも設置の動きが進んでおり、地域における
防災意識が年々高まっているということがうかがえると考えております。昨日議会のほうにもお示しして本日から
パブリックコメントを実施しております緊急創生プランの中でも、その
組織率向上をうたっております。そういったことからも、今後におきましても市民の
防災意識の高揚を図るとともに、
組織率の低い地域での
自主防災組織の結成、促進、
自主防災活動を推進し、
地域防災力の向上に取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
◆委員(
後閑賢二君) これは積極的に対応していただきたいと思うのですね。
自主防災組織のできているところでは、
雪かきの動員だとか、みんなで相談して困っているところをお手伝いして、
大分成果を上げているというふうにお聞きしています。そういう中で、職員の
皆さんが電話をもらってはかきに行っているという、それも大事だと思うのですけれども、やはり組織がしっかりできていれば市民を挙げて取り組めるのではないかと思います。やはり予算もかかることですから、積極的な姿勢の中で本市としても見本になる、県内で一番大きな行政ですので、この辺について取り組みをしっかりと早くお願いしたいと思うのですが、いかがでしょうか。
◎副市長(
木村正志君)
組織率が群馬県の平均よりも低いという御指摘です。今答弁させていただいたように、市としてもこれは本当に重要な組織だと考えております。事あるごとにいろいろなところで積極的に
組織化をお願いしている、また案内をしているところでございます。今、予算の話もございましたけれども、そういった
組織化を図りやすいような予算も十分用意しておりますので、改めて積極的に働きかけを行っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◆委員(
後閑賢二君) ありがとうございます。ぜひ積極的にお願いして、成果をお願いしたいと思います。
◆委員(
青柳隆君)
被害状況の中で、
負傷者は
除雪作業等による転倒とあるのですけれども、これは除雪をしているときにけがをしたという意味も含まれているというようなことで、頼んだ中でということなのでしょうか。除雪を頼んだ
人たちがそうになったというようなことなのでしょうか。
◎
防災安全課長(
曽根光広君) こちらにつきましては、消防のほうで取りまとめているものでございまして、いわゆる市民の方が自分のお宅の
除雪等をされているときに滑ってけがをしたというものがほとんどでございます。
◆委員(
青柳隆君) はい、わかりました。気をつけてやってもらうということなのですけれども、よろしくお願いします。
それと、
建設部長のほうで話をされた、砂を一緒にまぜているということなのですけれども、この間、坂道なのですけれども、反対に、解けると砂がずっとあって、車が上るのが大変だったのですけれども、その後の対応というか何かあるのでしょうか。
◎
建設部長(
宮石修君) 御指摘のとおり、砂をまいた後、特に
市街地等についてはその後の
粉塵等、
大分苦情等も来ています。それなので、できれば砂をまぜたくないのですけれど、雪が解けるまでの間、
スリップ防止という意味でどうしても砂をまくのが有効かなと考えています。また、砂をまいて、雪が解けた後の砂の
スリップ、そういったものも除雪後の
パトロール等で必要なところについては
道路清掃等をかけていきたいと思います。
◆委員(
青柳隆君) そういうことで、大雪の場合もそうなのですけれども、その後のこともちょっと気にかけてもらうと、本当は市民の
人たちがそこのところをやればいいことなのですけれども。ちょっと坂が長かったもので、最後に来ると車が上らないようなことがあったので、ちょっとその辺も見ていただきたいと思うので、よろしくお願いいたします。
◆委員(
丸山覚君) 確認です。7のその他の
教育関係のところで、小学校、中学校、
特別支援学校の登校時間を10時30分におくらせたということなのですけれども、私も当日、小さい子が登校するのをちょっとはらはらしながら見ていたのですけれども、この辺で
登校状況のことを確認させていただけますか。
◎
学校教育課長(
真下雅徳君) 登校につきましては、前日の段階で各学校のほうに2時間おくれという形で指示を出しました。
子どもたちが安全に登校できるように、職員が
通学路の見守り等を地域の
方たちと一緒にできるような形で連絡をいたしました。
◆委員(
丸山覚君) 特に登校時間に間に合わなかったとか、そういう混乱みたいなことはなかったということでいいのですか。
◎
学校教育課長(
真下雅徳君) 地域によってはやっぱり雪の多い地域もございましたので、登校に間に合わない児童・生徒もおりました。その場合につきましては、
遅刻等については柔軟な対応という形で学校のほうには連絡しております。
◆委員(
堀口順君) 幾つか質問させていただきたいと思います。まず、2番目の
気象情報について、
降雪量、最大が
中央消防署で6センチメートル、
倉渕分署で36センチメートルということで、気象庁で例えば前橋のところでは十六、七センチメートルですかね。高崎の場合ですと、この中で平均して真ん中くらいとか、そういうような解釈でよろしいのですか。その辺はどういうふうに解釈したらよろしいですか。
◎
防災安全課長(
曽根光広君) 降雪に伴います
観測点は、群馬県の南部では前橋にしかございません。ですから、
気象庁等で発表される公式な報道は全て前橋の
降雪量ということで、20センチメートルという発表になっております。それと高崎では若干の差異がありますし、高崎の中でも
高低差がある関係で、実測として各
消防署の前ではかっております。
群馬分署、
箕郷分署ですと中間だったりするのですが、旧市の
中央消防署、
市街地に近いところと、倉渕のものを参考にお示しさせていただいたということでございます。
◆委員(
堀口順君) ありがとうございました。
観測地点がないというような、そういうことです。私の感覚ですと、我が家は八幡町なのですけれども、ちょっと高いところで、多分20センチメートルくらいあったのかなというような思いなのですけれども、わかりました。
それから、6番の大雪に対する支援ということで、(2)の
ひとり暮らしの
高齢者等個人宅への
除雪支援ということで、9日間で
除雪件数が96件という数字、特に本庁よりも支所のほうが多かったというような結果なのですけれども、この辺に関しては、
電話等の依頼ないしは支所のほうからの、例えばこういうのでということとか、いろいろあると思うのですけれども、どういう
依頼形態がどの程度だったか、できれば内容を知らせていただければと思うのですけれども、よろしくお願いいたします。
◎
防災安全課長(
曽根光広君) これは依頼と申しますか、市のほうから
高齢者宅へ積極的にといいますか、受け身ではなくて能動的に、こちらのほうからいかがでしょうかというような、そういう行動をとっているということでございます。実際には、
長寿社会課のほうから各地域にあります
高齢者あんしんセンターを通じまして、各
あんしんセンターが把握しております
高齢者の方の中で、さらにまた、ここにございますように気にかかる
在宅高齢者、
高齢者でも夜は家族がいるとかいろいろ条件が違うと思うのですが、その方々を選んで、各
あんしんセンターのほうから連絡をした件数ということでございます。
◆委員(
堀口順君) というのは、実際には各区長さんですとか、地域においては、うちはもう本当に一人で
病気ぎみでというようなことで、何とかならないかというようなのが、多分そういう要望がたくさん出ているのかなというふうに思うのですけれども、これをどういう区分けにしてやったのかなということで聞きたかったのですけれども、この辺のところは
先ほども出ました、その
自主防災との兼ね合いの中で、やっぱり地域の中である程度一生懸命助け合いの精神の中でやっていくというのが基本であるというふうに私は思っているのですけれども、この辺のところはある程度
電話連絡等も含めてよくセレクトしていただければというふうに思っております。よろしくお願いします。
それからもう1点、5番の、
先ほどもちょっと説明がありましたけれども、
緊急応援隊の中の
小型除雪機及び
スコップで支援をしたということです。多分2年前の大雪のときにこれではいかぬということである程度購入した、この辺のところが今回フル稼働したのかなというふうに思うのですけれども、もう少し、例えば支所の
使い方ですとか本庁の
使い方について、どういうような流れだったのかちょっと説明いただければありがたいのですけれども、よろしくお願いいたします。
◎
防災安全課長(
曽根光広君)
除雪機につきましては、5ミリメートル、1センチメートルくらいですとちょっと機能しないかと思うのですが、やはり3〜5センチメートルくらい降って機能し始めます。本当は機械そのものとしますと、10センチメートル、30センチメートルの雪に対応するような機能性能のものなのですが、今回につきましては早い段階から動かしまして、本庁につきましても6台フル稼働しております。各支所には4台ずつで、倉渕だけが5台、本庁が6台、全部で31台ございまして、全ての機械をフル稼働しておりますが、これにつきましても事前に、1月の雪が降る前に運用する職員は決めてありますので、その職員に対してオペレーションの訓練あるいはガソリン、機械整備等を行いまして準備をしておりまして、
ごらんいただいたように、本庁につきましても雪が降るという予報がありますと議会の入り口のところに機械を地下2階から上げて準備をしているわけですが、除雪が機械でできるという態勢がとれれば即座に担当職員に招集をかけまして必要な場所に出て行くというような形で、支所につきましてもおおむねそういった対応をとっております。また、
スコップにつきましても先の大雪のときに数多く用意いたしました。そういったものを使って職員が午前と午後で交代しながら、一人の職員に負担が全部かかるようなことのないように、健康にも配慮しながら必要な期間につきましては総力を挙げて対応したということです。
ちょっと余談になりますが、昨年の12月の半ばに、各区長さんのお宅に
スコップを5本ずつ置かせていただきました。また、その前の年には各地区公民館にも10本ずつ置かせていただきましたが、そういったものが有効に使われたといった御報告が数件こちらにも聞こえております。
◆委員(
堀口順君) 大分機能したというふうな結果かなと思いますけれども、実際にこの後評価ということで、今各支所に4台ないしは本庁6台、倉渕が5台という配分も含めて、例えばこれから、2年前のことを言えばたしか2月14日かそこらだったと思うのですけれども、今後もまだ大雪があるとも限らないという中で、今回の想定の中で動いた結果として、この辺のところは適正なのか、それとももう少しあったほうがいいのだろうなというような、そういうような評価としては現段階でどういうふうにお考えなのでしょうか。
◎
防災安全課長(
曽根光広君) 18日の雪を経験しまして、倉渕は前から1台あったのですが、そこで初めて31台の
除雪機が機能したわけなのですが、その検証といいますか経験を踏まえまして、実はやはり適正配置というものを考えなければいけないかということで、倉渕のほうから
除雪機をふやしてほしいという要望もいただいておりまして、ほかの支所に確認する中で、新町のほうで1台融通してもいいのではないかというような考え方もありますので、今その方向に向かって調整しているところでございます。そういった形で特に倉渕は多いわけなのですが、必要なところに必要なものが配置できるように、ある物で融通をきかせてやっていくというようなことも必要かと考えております。
◆委員(
堀口順君) ありがとうございました。
先ほど出ました区長宅ですとか、例えば地区公民館に
スコップ等の配備があったということで非常に有効であったという中で、これはまた次の話ではありますけれども、地区公民館あたりには
小型除雪機の配備というのも今後は検討するようなことも考えていただければというふうに思いますので、ぜひ御検討していただければというふうに思います。
それからあと1点は、最後になりますけれども、これは九州の大牟田市ですか、大きな水道管が凍って破裂してしまって、かなり断水というような大がかりな話になったのですけれども、高崎市の場合には、さほどそういうような話はなかっただろうと思いますし、想定もしていないと思うのですけれども、その辺のところの本市においての御見解というのはどういうふうに現時点で考えておられるのか、ちょっとお伺いしたいと思います。
◎
工務課長(網野良彦君) 凍結の問い合わせにつきましては通常よりも若干多く、数件ほどございましたが、水が出ないとか漏水したという程度で、それほど普段に比べて多いとか少ないとか、そういう状況ではございませんでした。
◆委員(
堀口順君) 多分、高崎市に関しては本来ある程度冬場にはそういう凍結、実は我が家も二、三度凍結の状態がありましたけれども、はねるまでにならなかったということでした。今後は、かなり大寒波等も想定されるような状況にあるのではないかなということで、そういうところに関しての対策等も想定した形で今後進めていっていただければ大変ありがたいと思いますので、よろしくお願いします。
○副
委員長(依田好明君) 1つだけ。今回の除雪では市の職員の方に頑張っていただいたのですけれども、ちょっと要望がありましたので。例えば、観音山周辺などには急斜面の団地なんかがあるのですけれども、そういうところも特別に
雪かき支援をしていただければという声がありました。もし凍ったりしてしまうと危険なところもありますので、そういった市民の要望があるということなので、それについてお答えいただければと思います。
◎
建設部長(
宮石修君) 観音山丘陵には数多くの住宅団地がございます。通常、まず団地の中の幹線道路を優先してかくのですけれども、あの大雪以降そういった急傾斜地にある住宅団地につきましては、幹線以外の街路、
細街路まで時間はかかりましたけれども、除雪を行いました。
○副
委員長(依田好明君) 既にそういう対応をしているということですので、今後とも大雪の際にはよろしくお願いします。
○
委員長(
木村純章君) ほかにありませんか。────なければ本件を終結いたします。
次に、
避難勧告等の判断・
伝達マニュアルについて説明をお願いします。
◎
防災安全課長(
曽根光広君) それでは続きまして、お配りさせていただきました資料に基づき、
避難勧告等の判断・
伝達マニュアルについて説明させていただきます。
近年、全国的に洪水や土砂災害が多発し、
避難勧告等の適切な情報提供が課題とされておりますが、本市におきましても市民の皆様に対して適切な避難に関する情報の提供を行うため、どのような対象区域の住民の方々に対して
避難勧告等を発令すべきか等の判断基準について取りまとめた、
避難勧告等の判断・
伝達マニュアルを作成いたしましたので、本特別委員会に御報告させていただくものでございます。
1枚おめくりください。1のマニュアル作成の趣旨につきましては、今申し上げた内容と同様でございますので、省略させていただきます。
2の
避難勧告等の対象とする災害及び区域を
ごらんください。水害、河川氾濫の対象となる河川は、水防法により国や県が指定する洪水予報河川、水位周知河川となっております。下の表中にある河川といたしまして、区域はこれらの河川の氾濫予想を示した浸水想定区域を対象といたします。土砂災害の対象となる現象は急傾斜地の崩壊及び土石流といたしまして、区域は群馬県が土砂災害防止法に基づき指定する土砂災害警戒区域を対象といたします。なお、地すべり、火山噴火に伴う降灰後の土石流、河道閉塞に伴う土砂災害、深層崩壊、山体崩壊については気象庁が発表する土砂災害警戒情報の対象とされていないことから本マニュアルの対象とはせず、国、県が行う緊急調査等に基づく情報を勘案し
避難勧告等の発令を行うこととなります。
次に、3の
避難勧告等の種別ごとに住民へ求める行動についてでございます。詳細な説明は省略させていただきますが、避難に係る発令といたしましては、避難準備情報、避難勧告、避難指示とございまして、災害発生の危険性の度合いにより住民の皆様にとっていただく行動を整理させていただきました。
裏面の2ページを
ごらんください。4の市における情報の収集方法では、情報の種類やその入手先、入手方法を整理させていただきました。
5の住民等への情報伝達方法を
ごらんください。下に列記してありますように、市の職員や消防局、消防団が広報車で直接伝達するほか、安心ほっとメールや防災行政無線、町内会や報道機関等の協力など、さまざまな手段により情報の伝達を行います。
次に、6の
避難勧告等の発令の判断基準でございます。発令の判断基準は水害と土砂災害で違っており、水害については国や県の水位観測所の水位によって判断し、土砂災害については前橋気象台と群馬県が発表する土砂災害警戒情報により判断することとなりますが、
避難勧告等の発令に当たっては、前橋気象台や国土交通省、群馬県に連絡し、今後の見通しなど最新の情報を確認することにより最終的な判断を行うこととなります。また、下の表の一番右にありますように、市といたしましては、発令に伴い避難所を開設するほか、上記の5、住民等への情報伝達方法で申し上げましたように、さまざまな手段により情報伝達を行うとともに、対象地域を重点とした
パトロール等を行ってまいります。
3ページ、河川・観測所ごとの発令基準と対象町内会等を
ごらんください。国や県によって各河川に設置された水位観測所ごとに
避難勧告等の発令の基準となる水位が定められており、浸水被害等が想定される町内会を整理してあります。
裏面の4ページ、土砂災害に関するメッシュごとの対象地域を
ごらんください。土砂災害につきましては、図にありますように5キロメートル四方のメッシュ状に地域を区分し、当該エリアの降水の状況から土砂災害の危険度を推測いたします。気象台と県は、土砂災害の危険度が高まった時点で市町村単位で土砂災害警戒情報を発表することとなっており、高崎市という単位での発表になりますが、実際にはメッシュごとに判断されますので、そのメッシュの中に土砂災害警戒区域がある場合について、対象となる町内会に対して
避難勧告等の発令を行うこととなります。
最後になりますが、市民の生命・身体を保護するために行うべき本市の責務は、市民一人一人が避難行動をとる判断ができる知識と情報を提供することであり、市民はこれらの情報を参考に、みずからの判断で避難行動をとることとなります。このため、市や関係機関により提供される情報の具体的内容のみならず、市が発令する
避難勧告等がどのような考え方に基づいているかについて市民に周知し、情報共有を図るとともに、災害が発生するおそれがある場合等に市民が適時的確な判断ができるよう、一人一人の居住地等にどの災害のリスクがあり、どのようなときにどのような避難行動をとるべきかについて日ごろから周知徹底を図ることが重要でありますので、今後につきましても市の広報等を活用してPRに努めてまいりたいと考えております。
説明は以上でございますが、この資料につきましても本
委員会終了後、全議員の皆様に配付させていただきますので、よろしくお願いいたします。
○
委員長(
木村純章君) 説明は終わりました。
本件に対し御
質疑等がありましたらお願いします。
◆委員(
丸山覚君) こういうマニュアルが作成されたというのは大変いいことだと思います。
先ほど課長が御報告の最後のところで、広報等で周知していくと。この周知というのが大事だと思うのですけれども、広報というのですか、広報高崎は承知しているのですけれども、等の部分ですか、ほかにどんな取り組みをされるのかというのがあれば教えていただきたいのですけれども。
◎
防災安全課長(
曽根光広君) こういったマニュアルという形で整備させていただいた後につきましては、広報高崎が一番代表的なものですが、各地域の防災訓練等の場に私どもも参加することもございます。そういったときに関係資料をお配りするですとか、あとはSNSといいますかツイッター、フェイスブック、そういったものでも、逐次災害が近づくとその災害の種類に応じた対応について広報・周知に現在も努めておりますが、そういったことを充実させていければというふうに考えております。
◆委員(
丸山覚君) 伝えるというのは非常に難しいとは思うのですけれども、例えばその訓練をされているような場面になるべく職員が行っていただいて、こういうしっかりしたマニュアルをつくりましたということで、きちっと伝えていただきたいということをお願いさせていただきます。
○
委員長(
木村純章君) ほかにありませんか。────なければ本件を終結いたします。
以上で
報告事項を終わります。
────────────────────────────────────────────
△その他
○
委員長(
木村純章君) 次に、その他として執行部から何かありましたらお願いします。
なければ、この際委員の方々から執行部に対しお聞きしたいことがありましたらお願いいたします。
◆委員(追川徳信君) 防災・危機管理という面でちょっとお聞きしたいのですが、災害協定というのが特に重要かと思っていますが、高崎市の場合はどのくらいの団体といいますか、業者といいますか、災害協定を結んでいるのでしょうか。どのような内容かも教えていただきたいと思います。
◎
防災安全課長(
曽根光広君) 現在、市町村あるいは国等と結んでおります応援協定につきましては、15ほどございます。これにつきましては、災害時の情報共有から始まり、職員の相互応援まで入ってきます。また、物資等の提供等も含まれて、お互いの自治体が協定を結んでいるところを助けに行くというようなものがございます。その他、今おっしゃいましたように、民間の企業さん、団体等と結んでいるものが27件ございます。協定により、必要なときに物資の提供を求めるような、こちらのほうから求めて提供していただくようなもの、あるいは飲料水ですとか燃料、あとは災害復旧に当たっての役務的なもの、あるいはラジオ高崎等の報道関係とか情報サイトのヤフーなんかとも、そういったものは過去に結んでおります。
◆委員(追川徳信君) はい、わかりました。災害が起きて長期に避難するということがあっては実際困るわけですが、いざそういうときになると、やはり寝泊まりをしなくてはならないということで、1泊や2日くらいだったらいいのでしょうけれども、長期、例えば2週間、1カ月とか寝泊まりする場合に、寝る場所等も大分お年寄りなんかが厳しい状況があるということで、今ダンボールベッド等で簡単に組み立てられるものがあると。それもダンボール業者と協定を結んで、災害が起きて3時間くらいでつくって、それを現地へすぐ運べるものがあって、柵等もできるというようなのです。そういうのは事前に購入しておく必要は全くないということなので、そういうところも市内にあるそうなので協定をしていただければ非常にありがたいのではないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。
◎
防災安全課長(
曽根光広君) ありがとうございます。そういった御提案をいただきまして大変助かります。
先ほどもお話ししました、本日から
パブリックコメントを実施しております緊急創生プランにおきましても、この防災協定、災害時相互応援協定、こういったものをさらに充実させるというような方針を掲げております。災害時の応援協定を今後さらにふやして、官民共同の相互援助、協力体制を築いてまいりたいというふうに考えておりますので、そのような情報がありましたらぜひお寄せいただければと思います。
◆委員(追川徳信君) ほかにもいろいろなものも当然あると思いますし、やはりそういう災害時にいかに素早く企業・団体に行動していただくかというのが重要だと思いますので、ぜひ連携を深めていただいて、安心・安全な高崎市にしていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
◆委員(大竹隆一君)
先ほど聞けばよかったのですけれども、
先ほどの5キロメッシュの危険度情報というのを見させてもらっていたのですけれども、例えば烏川だとかそういう上流から高崎市というのはある程度精度がいいのかなと思ったのですけれども、例えば吉井町とか新町で、いわゆる流域よりもっと上流が上にあるというところは、この間の栃木、茨城で災害があったときもそうなのですけれども、その場所においてはそれほど降っていないのに上が降ったためにいきなり災害が来ちゃったという、そういう状況も考えられる場合に、さっきの災害の協定というか情報のつながりというものは、ちゃんとできるようになっているのか、あるいはそういうことを考えていけるのかどうか、それを伺います。
◎
防災安全課長(
曽根光広君) まず、5キロメッシュの判定の危険度情報につきましては、土砂災害の関係に限定されて使われるものなので、上流からの雨量が流れてきて云々というところで使うものではないので、ちょっとこの話は置いておきまして、実際に常総市の河川の氾濫を受けて、やはり国のほうもいま一度この情報のあり方、あのときがやはり鬼怒川が、栃木の上流で降ったものが茨城県にうまく情報が伝わっていなかった、情報が共有されていなかったということを反省点といたしまして、秋以降、私ども高崎市のほうにも国土交通省から来ました。また、高崎市の国土交通省管轄の寺尾地区、烏川の佐野橋から下の地区につきましても、私ども職員あるいは地元の区長さん、地元の市議会議員さんを交えて現地調査をしております。今、国土交通省管轄の河川では国土交通省、また県管理の河川では県のほうで、その辺を踏まえて氾濫想定の見直し作業を行っております。やはり今そういった広域的な連携の必要性が強く叫ばれておりまして、一自治体の話として捉えるのではなく、県あるいは県をまたがる問題としてどういった形で体制整備ができるかということを、国を挙げて今進めているところでございます。
◆委員(大竹隆一君) そうすると、そういう準備を進めているということで、早く対応ができるようにしたいという意味に捉えていいわけですね。
◎
防災安全課長(
曽根光広君) 具体的には、県土木事務所あるいは県の
砂防課等と話も持っております。また、国土交通省とも話を持っておりまして、河川ごとの作業につきましてはそれぞれ管轄の技術セクションで、県、国とやっているわけなのですが、やはりタイムスケジュールとすれば、ことしの出水期までにある程度したいというようなお話もございますが、例えば利根川という形で発表する場合に、利根川の下流域まで含めた計画ということになりますので、なかなか全域ができるかどうか。高崎河川国道事務所は出水期前にできるかもしれないですけれども、その下流のほうが若干作業がおくれているとちょっと発表がおくれるというような懸念もなくはありません。その辺はまだ公表されている話ではございませんし、作業中ということでございますので、協力できるところは協力し、情報を共有していきたいというふうに考えております。
◆委員(大竹隆一君) では、なるべくそういった情報をぜひ早くできるよう求めまして終わります。
○副
委員長(依田好明君) 河川の有効利用ということで、最近の河川敷の問題をお聞きしたいと思います。ゴルフ場跡を市民に開放する公園として使うというのは、とてもいいことだと思うのですけれども、烏川の沿川だと思うのですけれども、いわゆる霞堤の中にまで住宅をつくってしまっているケースというのが見受けられるのですけれども、例えば高経大の近くなんかに。そういった、昔だったらこういった氾濫原には住宅はつくってはいけないみたいなのがあったのだけど、認可されてしまうような現状があるように思うのですけれども、今はそういう住宅開発なんかで広い意味での河川敷の中につくるようなことはないのでしょうか。
◎
建設部長(
宮石修君) 御質問の霞堤の中というところはまだ状況がわからないのですけれども、基本的に河川区域というものの中には住宅はできません。ですから、県なり国土交通省、県だと思うのですけれども、どこまでが河川区域なのかということははっきりしていますので、河川区域内に住宅というのはちょっと考えられないのかなと思っています。
○副
委員長(依田好明君) 高経大のグラウンドの北側に、堤防より南側、堤防沿いにつくっているようなところとかが見受けられるわけなのですけれども、そういう危険なところには住宅を開発しないような方向でやってもらいたいということが考え方です。それと、今烏川の南岸、根小屋とかのところに、これは国の問題だと思うのですけれど、堤防をつくっているわけなのです。常総市のような下流域ではないから大きな水害というのは考えにくいとは思うのですけれども、河川敷を比較的広くとってもらって、氾濫できるだけのゆとりというのですか、霞堤だとか信玄堤ではないですけど、そういった発想、河川敷をそういうゆとりを持って水害対策のために使ってほしいという考え方なのですけれども、どうお考えでしょうか。
◎
建設部長(
宮石修君) 現在、根小屋地区で築堤を国土交通省のほうで行っています。その辺に関しましては、河川整備計画という中で国土交通省がいろいろな施策、例えば今の霞堤も一つあると思うのですけれども、堆積した土砂をしゅんせつするとか、そういったことを考えつつ河川による氾濫、それによる災害が起こらないよう努めていただいている、またそういったものを国に要望しているところでございます。
○
委員長(
木村純章君) ほかにありませんか。
────────────────────────────────────────────
△閉会
○
委員長(
木村純章君) なければ、以上で本日の防災・
危機管理対策特別委員会を閉会いたします。
午前10時52分閉会
高崎市議会委員会条例第30条第1項の規定によりここに署名する。
平成28年2月2日
防災・
危機管理対策特別委員会 委 員 長 木 村 純 章...